
・友達や親から保険営業はやめとけ!って強く言われるのはどうして?
・元保険屋さんは全員が「保険営業はやめとけ」というけど、何がきついの?
・生保レディや保険営業はやめておくべき理由を知りたい
上記の悩みを解決できる記事を用意しました!
この記事で解説する「保険営業は絶対にやめておくべき理由」を理解いただければ、生保レディや保険営業マンから勧誘されても自然に断ることができます。
最初にこの記事の結論を以下に記載します。
- 保険営業はメリットよりもデメリットのほうがはるかに大きい
- 1年以内の離職率は50%を超える
- 保険営業や生保レディを経験しても稼げなければ得られることは1つもない
この記事の根拠としては、以下の人物が書いているので参考になるはずです。



私の実績は以下のとおりです。
詳しくはプロフィールを参照していください。
- 現役の保険営業マンで業界歴8年
- 平均月収は100万円
- 毎年の年間契約人数は500人以上
すぐに内容を知りたい方は、以下の「リンク先」からどうぞ。
保険営業はやめとけと断言できる8つの理由


2022年で保険営業歴が8年目になり毎月の給料が月収100万円を超えている運営者ですが、これから保険営業や生保レディをしたいという人がいたら全力で止めます。
理由としては天国よりも地獄行きの確率が高いからです。
具体的には、
- そもそも保険営業が好きな営業はほとんどいない
- 入社して1年以内の離職率が驚異の50%以上
- 年収300万円未満が全体の90%以上
- 契約後の3年以内に解約されると給料の返金が発生
- 成績のために無理やり契約を取るのであとで後悔する
- 保険営業よりも稼げる仕事はたくさんある
- 保険営業で得られるスキルがない
- 保険営業での経験は転職で役に立たない
の9つの理由があります。
詳しく解説していきます。
①そもそも保険営業が好きな営業はほとんどいない
いきなり衝撃なことを言いますが、保険が好きで保険営業や生保レディをしている人はいません!
「そんなことはないでしょ?」と思うかもしれませんが事実です。
実際にネットの記事やTwitterを検索しても保険営業に関するネガティブな意見だらけなのが証拠です。
保険営業や生保レディは日本中から嫌われている仕事であることは認識しておきましょう。
どれくらい嫌われているかと言いまと、ゴキブリぐらい嫌われています。



嫌われている理由としては、50年前からずっと無理な勧誘を繰り返しているからですね。
②入社して1年以内の離職率が驚異の50%以上
離職率が高い原因は採用方法に問題があるからです。
保険営業未経験を中途採用しており、面接もかなり簡単なので営業に向いてない人でも基本的に受かります。
とくに大手生保は毎日のように生保レディを募集しています。
大手生保とは、
- 日本生命
- 明治安田生命
- 第一生命
- 太陽生命
- 大樹生命
- 住友生命
のように、漢字で表記されている会社のことです。
研修を受けてから、自分のスマホ内の連絡先を2~3か月で当たり尽くして行く先がなくなります。
その結果、数字のために飛び込み営業や無理な営業をしてメンタルを病み1年も耐えられずに50%が辞めていきます。



これだけ営業職としては、これだけ離職率が高い業界は保険営業と不動産営業くらいですね。
③年収300万円未満が全体の90%以上
保険営業は歩合給なので売上が自身の給料に反映されるのが最大の魅力です。
それにも関わらず、年収300万円未満が全体の90%以上とはやばいですね。
なぜ、低年収が多いかといいますと、
- 保険営業や生保レディは日本中で嫌われているので周りに声をかけられない
- 複雑な保険商品を分かりやすく販売できる人が少ない
- 生命保険業界は超レッドオーシャン業界なので稼ぎにくい
- 嫌われている商品を売るから売れない
- 日本中に保険会社が多すぎる
といった理由があるからです。
保険の需要にたいして保険会社や営業員が多すぎなので、今後はさらに稼げない市場になるのは明確です。



実際に毎年100人の生保レディや保険営業と面談しますが年収300万円未満ばかりです。
④契約後の3年以内に解約されると給料の返金が発生
頑張って契約をとっても、契約後3年以内に解約すると返金ペナルティが発生します。
保険会社や会社の商品によって違いはありますが、どの会社も3年以内の解約は給料の返金対象です。
外貨建て商品や変額保険などの投資要素が高い商品においては、5年以内に解約されても返金ペナルティになります。
具体的にどんな感じで返金の対象となるかを以下に解説します。
返金ペナルティの流れ
- 2021年8月に医療保険やがん保険を販売
- 2022年9月の給料は、基本給10万+①の販売報酬15万が加算されて月収25万円
- 2022年6月に医療保険とがん保険を解約された
- 1年以内の解約なので①の給料は全額返金対象
- 2022年7月に①の販売報酬が給料からひかれる
1年以内の解約は基本的にもらった報酬を全額返金することになります。
2年以内の解約は報酬の50%を返金、3年以内の解約は報酬の70%の返金といった感じです。
人によっては給料がマイナスになります。
ただでさえ嫌われている業界なのに、3年以内に解約されたら最悪ですよね。



給料の返金も発生するのも離職率が高い原因の1つです。
⑤成績のために無理やり契約を取るので、あとで後悔する
入社して最初の半年は自分の知っている人へ営業するので、もともとの人間関係が良好であれば契約をいただけます。
しかし、すぐに営業先の見込みがなくなるので以下のような精神状態になりがちです。



入社して10か月か経過したけど、自分のリストが尽きてきて行き先がない…
今月のノルマ達成まで残り1件の契約が必要だけど、どうしよう…



そういえば、以前断られたAさんは〇〇生命に加入してたから、私の保険に見直ししてもらおう!
後日、Aさんと会話をして自社商品の良さを猛烈にアピールする生保レディ。



そこまで言うなら加入するよ



(やったー!今月もなんとかノルマ達成!)
しかし、契約いただいてから半年後…



以前の契約だけど、もっと保険料が安い保険会社があったから解約させてもらうね。



そんな…
半年以内の解約だから返金ペナルティもあるし上司に怒られちゃうよ…
このように、顧客のことを徹底的にヒアリングをしてニーズにあったものを提案しないと短期解約されて返金ペナルティの対象となります。
また、自分の報酬のために嘘を言って契約手続きをして、顧客からのクレームになることも多いです。
とくに外貨建て商品においては知識のない生保レディが説明しているので消費者センターにはクレームの嵐です。



無理して契約を取るというときは精神状態がまずいサインです。
メンタル的に営業に向いてないと判断できるので転職を視野にいれることをおすすめします。
⑥保険営業よりも稼げる仕事はたくさんある
1980~2000年までは保険会社も金利が高い商品があったので営業しやすく稼げる時代でした。
しかし、2022年の現代においては保険営業なんかよりも安定して稼げる仕事はたくさんあります。
具体的にどんな仕事があるかといいますと、
- WEB制作
- プログラミング
- YouTube
- 動画編集
- インスタ
- TikTok
- WEBライター
- ブログ
- せどり
などのIT関連ですね。
なぜIT関連かといいますと、業界全体が人手不足だからです。
保険業界は真逆で営業員と保険会社が多すぎという…



縮小していく業界なんかよりも、これから成長していく業界で仕事をしたほうがスキルアップもして年収が上がります。
⑦保険営業で得られるスキルがない
スタートアップ企業やベンチャー企業に入社すると、成長せざるを得ない環境にいることになるので、さまざまなスキルを取得できます。
しかし、保険営業や生保レディでは得られるスキルはありません。
唯一、有益な営業スキルを獲得できるとしたらプルデンシャル生命のみです。
プルデンシャル生命は外資系の保険会社になるんですが、この営業マン(ライフプランナー)は商品ではなく人間力で販売します。
商品を見ると分かりますが、プルデンシャルの商品は保険料が高いだけでまったく大したことありません。
MDRTという年収1200万円以上を稼ぐ保険営業や生保レディが紹介されるんですが、全国の保険会社では毎年プルデンシャルが圧倒的な人数です。
営業教育に力を入れている会社なので、保険営業で稼いで人生変えたいなら入社先はプルデンシャル一択と言えます。
プルデンシャルとは逆に、日本生命や明治安田生命といった国内大手の保険会社では得られるスキルはゼロです。
ゼロと言える根拠としては、大手生保勤務の生保レディと会話すると分かります。
自社商品の説明をするしかできないくらい超低レベルです。



かなり辛口になってしまいましたが、それほど保険営業や生保レディを経験して得られるスキルはありません。
余談ですが、
- 飛び込み営業
- プレゼン
- テレアポ
のスキルが得られるじゃないか!と思いますが、別に保険営業じゃなくても得られます。
⑧保険営業での経験は転職で役に立たない
⑦保険営業で得られるスキルがないに記載があるように、得られるスキルがないということは転職が不利になります。
そのため、時間の無駄になる保険営業はやめておきましょう!
保険営業で最低でも年収500万円以上を継続できていたら転職でも有利になります。
なぜなら、歩合給の営業で一般的な給料以上を稼いだという実績を提示できるからです。
もし保険営業や生保レディをして年収100万円から200万円代であれば早めに転職することをおすすめします。
年齢を重ねるほど転職しづらくなるからです。
保険営業に向いてる人はどんな人か?


ここまで、「保険営業はやめておくべき8つの理由」を解説しました。
それでも、「保険営業や生保レディとして稼いでいきたい!」という想いがありましたら自分は向いてる人なのかを診断してみましょう。
以下の記事では、私自身が保険営業を8年してきて現場で結果を出している人の特徴をまとめたものです。


まとめ:よほどの情熱がなければ保険営業はやめておこう


保険業界は超レッドオーシャンです。
- 歩合給の仕事で月収100万円以上を稼いで人生変えたい
- 保険が好きなので、この良さをもっと知ってもらいたい
- 自分の見解では他の仕事よりも稼ぎやすい
といった理由がなければやめておきましょう!
時間と人間関係を無駄にするだけです。
では、この記事を以下にまとめて終わります。
- 保険営業はメリットよりもデメリットのほうがはるかに大きい
- 1年以内の離職率は50%を超える
- 保険営業や生保レディを経験しても稼げなければ得られることは1つもない
ここまで辛口で記事を書いたのも、8年間この業界にいて幸せな人をほとんど見てないからです。
もっと良い仕事があるので、一度真剣に考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。